清水寺や、八坂の塔で賑わう、京都市東山区にある円山公園は春なら桜、夏なら新緑、秋は紅葉など、四季折々によって様々な表情を感じられる京都の観光名所です。近々京都観光を考えていらっしゃる方は是非とも円山公園に足を運びたいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで、冬季の円山公園の雰囲気はどうなっているのかを今回実際に調査してきましたので、円山公園への観光を検討されている方の参考になれば幸いです。
円山公園の最大の見所しだれ桜。冬は…?
円山公園の最大の見所といえば、大きな祇園枝垂れ桜です。
しかし、冬季は…
完全に枯れてしまっていてなんだか少しさみしいですね。
冬は木が枯れていて閑散としている。
冬の時期はしだれ桜の木だけでなく、当然他の木々もほぼ全て枯れています。例えば、インターネットで「円山公園」で検索をかける美しい桜のライトアップや紅葉の画像がたくさんでてきます。こういう雰囲気を期待して冬季に円山公園に足を運ぶと、もしかしたら少しがっかりするかもしれません。
冬の円山公園は、何より寒い。
これも当たり前ですが、円山公園は屋外なので、その日の気候や温度によってはめちゃくちゃ寒いです。観光に出かける際は防寒はしっかりして行きたいところですね。
人が少ない方がいいなら冬もおすすめ。
ただし、春や秋などは景色が美しい分、ものすごく人で溢れますので、ゆっくりと景色を楽しむには少し窮屈に感じるかもしれません。その点冬季の特に平日は、ほとんど人がいないため、時が止まったような静けさとともにゆっくり景色を楽しむことができます。
雪の日の円山公園はフォトジェニックになるかも。
では冬の円山公園は全くおすすめではないかというと、そんなことはありません。冬の円山公園の最大の見所とはなんでしょうか?それは雪です。
枯れた枝木を見事に飾り付けてくれる雪の美しさはなかなかのものですね。とはいえ、雪は気候の変動で最近ではどんどん降りにくくなっています。雪が頻繁に降っていた頃はきっと雪化粧で美しく変身した円山公園の姿を見に来る人が冬季でもたくさん訪れていたのでしょう。
なかなかチャンスはありませんが、雪が積もった日は是非とも円山公園に足を運ぶことを検討してみてはいかがでしょうか?
カフェが隣接されているので休憩に最適。
また、円山公園の大きなしだれ桜のすぐそばにはカフェが隣接されています。テイクアウトして温かい飲み物を片手に公園を回って見るのもいいですし、店内でゆっくり休憩することもできます。円山公園観光に来られた方は是非利用してみてくださいね。
ただし、雨天時は休業しているようなのでご注意ください。(2018年3月時点)
円山公園の枝垂れ桜からすぐそこのカフェ『gion maru maru』の詳細はこちらから