京都観光の交通手段は何がいいか?

皆さんは京都観光では、どのような交通手段を最も利用しますか?

車や電車、バス、タクシー、さらには、京都などの観光地ならではの人力車を利用する人も多い

かもしれません。しかし、タクシーは高いし、電車だけではたどり着けない場所も多かったり、など、交通手段をどうするかで京都観光の際は悩むケースは多いのではないでしょうか?

そこでおすすめしたいのが、思い切って徒歩で観光するということです。

今回は徒歩で京都の観光を楽しさやメリットについてこの記事でお伝えして行きたいと思います。

そもそもなぜ徒歩がいいのか?

「徒歩」と聞くと、疲れる、時間がかかる、といったマイナスのイメージを持つ方も多いのではないかと思います。

確かに、多くの場合、徒歩は効率に欠ける移動手段です。現代のテクノロジーを何一つとして利用していない最もアナログな手段なので、そう感じるのも無理はありません。

しかし、様々な手段が用意されている今だからこそ、原点に立ち返ってみるのが面白いのではないかと私は感じています。

例えば、スマホが普及した今日では、誰もが移動中でさえスマホを見るようになり、電車の窓の外から見える景色の美しさや、外の青く澄んだ空の美しさに着目する人は減ってしまったのではないでしょうか?

徒歩の京都観光だから得られるメリット・デメリット

徒歩で京都を観光することにどのようなメリット・デメリットがあるのかを私なりに以下にまとめてみました。

京都はどこを歩いても景気が綺麗

まず、一度足を運んだことがある方なら誰もが感じるかと思いますが、京都はとにかく綺麗で特有の世界観を持った景観で溢れています。名観光地の付近に行けば行くほどそれは顕著です。

これらの景色は徒歩でゆっくり歩くからこそ、より堪能することができます。

交通機関を使ってもそんなに多くの観光地には回れない


京都は本当にたくさんの観光地があります。それ故に、あれも行きたい、これも行きたい…!とどんどん欲が出てしまうことが多いかもしれません。しかし、京都は決して狭いところではないため、どの道そんなにたくさんの観光地を巡ったりすることは出来ません。

 

バスは平日でもかなり混む

観光地に向かうために頻繁に使用するバスは、同じように他の観光客も利用するため、平日でも昼間のピークの時間帯と同様に混雑します。また、バスは電車と比べてバス停や乗車バスの区別が大変で、その点も慣れていなければストレスに感じる方が多いのではないかと思います。

 

電車だと、観光地へのアクセスが制限される

では、なるべくバスを使わず、電車だけで京都観光を試みるのはどうでしょうか?

しかし、電車だけで京都観光を楽しむのは少し選択肢が狭すぎるかもしれません。

清水寺や、二年坂、円山公園、伏見稲荷神社といった名観光地に行こうと思えば、やはり、徒歩での移動かバスが欠かせません。

 

渋滞、混雑に左右されにくい

車やバスといった道路状況に影響される移動手段だと、移動時間が大幅に増えたりといったストレスに悩まされる可能性があります。その点徒歩であれば、多少人が多くて混雑を感じるかもしれませんが、徒歩の場合、移動そのものが目的になると考えられるので、ストレスは少ないと言えそうです。

 

徒歩だからこそ、思わず穴場が見つけられるかも

また、徒歩ならではの最大のメリットは、自分たちしか知らない穴場を見つけられる可能性に富んでいるという点です。

自動車免許を取得して、歩き慣れた土地を車で走った時、景色の見え方がいつもと随分違うと感じた人は多いのではないでしょうか?

観光でも同じで、例え何度も行ったことがある場所でも、移動手段を変えるだけで見え方は随分と変わるものです。

また、徒歩の場合、一つ一つの景色をよりゆっくりと見ることが出来るため、今までは気づかなかった穴場と言えるような雑貨屋さんや、カフェを見つけるきっかけに繋がるかもしれません。

 

徒歩で京都観光のデメリットは?

以上が徒歩で京都観光をするメリットですが、反対にもちろんデメリットもあるのではないかと思います。それは、まず、長時間歩くとやはり疲れるということです。どのくらい徒歩が好きか、という点や、性別によって歩く体力や、服装による歩きやすさの違いがあるため、デートの際や多人数での移動の際は心配りを忘れないようにしたいところです。

また、真冬や真夏といった極端な気候の時期は、寒すぎる、暑すぎるといった問題に悩まされ、観光に集中することができないかもしれません。特に夏は熱中症などに十分気をつけましょう。

徒歩がおすすめであることには変わりありませんが、時には空調の効いた涼しい車内でふわっとした夏空を優雅に眺めることや、快適な電車の社窓から見える雪化粧に包まれた街並みをゆっくりと見つめることもまた一つの観光の楽しみ方であることも覚えておくといいかもしれません。

参考になれば幸いです。

admin, 2018年5月11日