京都の観光名所を語る上で外せないのは、やはり祇園ではないでしょうか?
京都といえば東山の祇園!といっても過言ではないほどに、祇園は人気の観光スポットであり、歴史ある格式高い場所です。
しかし、祇園って名前は聞くけれど結局どういう場所なんだろう?と疑問に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、この記事では、祇園の概要や簡単な歴史、雑学、楽しみ方、アクセス方法などについて取り上げていきます。
祇園ってどんなところ?
祇園は京都の東山にある、歴史の長い歓楽街です。
もともと東山にある八坂の塔といった代表的な神社へ参拝に行く人の憩いの場を設けようということで、茶屋などの店舗が増え、よりたくさんの客を呼ぶため、競い合うように美しい女性を働かせるようになったことで、どんどん成長していきました。
また、祇園は古い町並みを残すために働きかけが行われており。今現在でも、江戸時代からある日本古来の景色を楽しむことができます。
祇園は老若男女に人気のスポットで、商店街を歩くと、着物を着た若い女性も多く観られます。
また、参拝客に向けた歴史あるお茶屋やスナックは花見小路通(はなみこうじどおり)という通りで特に見かけることができます。
祇園はお店の格式が高い?
祇園のお茶屋やお食事処の格式が高く、なかなかは入れないという印象を持つ方も多いのではないでしょうか?
確かに、祇園の食事処をレビューサイトなどで調べてみると高級な料亭などを数多く見ることができます。
また、そういったお店は「一見さんお断り」という風習により、その店で既に食事をしたことがある方の紹介がなければ入ることが出来ないようになっていることが多かったりします。
しかし、必ずしもそういったお店ばかりではありませんので、どんな方でも楽しめる場所ではないかと思います。
祇園の舞妓は見ることができるのか?
祇園といえば舞妓というイメージはきっと多くの人が持っているのではないかと思います。
では、祇園に行けば誰でも舞妓を見ることができるのでしょうか?
その答えは、半分正解で、半分間違いになります。
何故しょうか?
確かに祇園に行ったことのある方であれば、舞妓さんが歩いているのを見たことがある方も多いかもしれません。
しかし、実はそのほとんどの舞妓さんは、一般の女性が舞妓体験をしている場合がほとんどなのです。
では本物の舞妓さんに会うにはどうすればいいのでしょうか?
実は、ほとんどの舞妓さんは一見さんお断りのお店で働いていることがほとんどのため、そう簡単には会うことはできなかったのです。ですので、誰かの紹介が必ず必要になります。
誰でもできる祇園の楽しみ方は?
ここまで読んでくださった方は、もしかすると、
こんな格式高いところ、自分には楽しめそうにないな…と残念に感じられたかもしれません。しかし、ご安心ください。
祇園は何も富裕層や人脈のある方だけの場所ではありません。
まずは、京阪、祇園四条駅の商店街を歩いて見るのがオススメです。
かわいい小物が取り揃えられた雑貨や、抹茶などの京都の名物を気軽に楽しめる専門店などがたくさんあります。
・祇園へのアクセス
祇園の商店街への最寄駅は、「京阪祇園四条」になります。
また、少し距離はありますが、阪急河原町から、歩いて祇園四条駅付近まで行くこともできます。
距離も徒歩5分ほどと、さほど遠くはありませんので阪急沿線からも安心して祇園まで行くことができます。
さて、祇園に関する知識をあなたに少しでも共有できれば嬉しいです。
それでは!